「会社のお金」と「経営者自身のお金」はちゃんと分ける。

 私の家庭はお小遣い制で、家計のことは妻に任せています。いったんもらったお小遣いを妻から返せと言われても嫌ですし、お小遣いが足りなくなったからといって妻にもっとくれといっても怒られます。もし、家計が足りなくなったらお小遣いがすぐ没収されるような家庭なら、私は仕事をする気がなくなりますし妻の家計管理もいい加減になるでしょう。
 「会社のお金」と「経営者自身のお金」も同じで、ちゃんと分けないと会社の経理がいい加減になり、経営者の仕事への意欲が薄れてしまいます。

 「会社のお金」と「経営者自身のお金」はきちんと分け、お互いがその使い道を良く考えることで、会社も発展し、経営者の仕事(遊び)への意欲も上がるものです。
(執筆:五)
会計は経営活動の結果だけではなく、これから先の見通しを立てる時にも重要です。

 チームの成績が悪かったとき、又は良くても、監督は来期または将来に向けてチーム力をアップさせなければなりません。
 打力(売上)が弱かった原因、守備力(経費管理)が甘かった原因、または走力(市場への対応スピード)がなかった原因を突き詰め、将来のチーム構想(予算計画)を立てなければなりません。
 打力(売上)が弱かった原因は、ヒット商品(ホームランバッター)がなかったのか、又は、量は少なくても確実に利益を上げられる商品(高打率のバッター)がなかったのかといった原因分析が必要です。その為には、日々の経理(スコアブック)が、ストライク、ボールといった情報だけでなく、ストライクはストレートか変化球か、内角か外角かといった少し細かい情報も必要です。期待していたホームランバッターが今年ホームランを打てなかった原因は変化球が苦手だったのかもしれません。その場合、新しい選手を補強するよりも、今年打てなかった変化球の練習をさせるほうがより効果が高いかもしれません。
 
日々の経理(スコアブック)が的確だと、将来の予算計画(チーム構想)も立てやすいのです。(執筆:五)